【永遠の内定ゼロ】MARCH未満の就職活動キーワード3つ 「学歴フィルター」「身の丈就活」「脱ナビサイト」【鶏頭牛後】
MARCH未満のフツー(非エリート)の学生が、無用な挫折感を味合わずに済むために必要な知識を授けておくから、よく読んでおくように。思いついたら随時更新。
【1】「学歴フィルター」
大学生の就職活動で、最初に知るべきなのが「学歴フィルター」。正確には「大学名フィルター」なのだが、語呂のよさで「学歴フィルター」と呼ばれている。
1.「学歴フィルター」が存在する理由
(1)就活ナビサイトによって「大量応募」が寄せられ、会社が処理しきれないから
→これは「武器商人」としてのリクルートとマイナビの「マッチポンプ商法」。学生の不安を煽り立て、エントリー数を増やすように促しながら、処理しきれなくなった企業に対し、フィルタリングのサービスを有料で提供する
(2)会社の「学閥」によって組織の一体感や忠誠心、ビジネスの人脈ができているから
→ここ大事よ。自分ひとりが優秀でも、巨大な歯車である大企業を回す上では意味がないのかも。
2.「学歴フィルター」の内容
(1)「MARCH」
最も大きなフィルターは、いわゆる「MARCH以上」「MARCH未満」=明治、青学、立教、中央、法政
ただし最近は法政の評価がかなり下がっているようで、学習院を含めた「GMARCH」という呼び名も
「MARCH」には元々法政は入っておらず、「CH=中央大学(法学部のみ)」という意味があったという説もある。法政と中央経・文などは、いまや「MARCH未満」と受け止めておいた方がいいかもしれない
(2)上位12大学
「東大京大ほか旧7帝大と東工・筑波・一橋、早慶までの12大学のみ」
上智やICUを入れろという意見もありますが
【2】「身の丈就活」
1.「身の丈就活」とは
学歴フィルターの存在を踏まえた就職活動のこと
「身の丈就活」の反対語は「背伸び就活」「玉砕就活」です。学歴フィルターの存在を踏まえず、有名企業を受け続けて落ちるのは「玉砕」です。神風特攻隊じゃないんだから。これを踏まえない学生の内定は「永遠のゼロ」。
2.「身の丈就活」で大事なこと
「MARCH未満」の人たちは、非上場・非大企業をターゲットにすること
上場大企業でも「MARCH未満」を採りますが、それは鉄砲玉、使い捨て要員としての採用。営業の下っ端からなかなか出世できないことも覚悟した方がいいです
3.「身の丈就活」の具体的な選択肢
(1)上場しているが知名度の低い「B2B企業」
(2)上場していない中堅企業
(3)ベンチャー企業・中小企業
4.心構えは「寄らば大樹の陰」より「鶏頭となるも牛後となるなかれ」
(1)「寄らば大樹の陰」
↑すでに用例には「寄らば大樹の陰の考え方でいつまでもいたら、大成はしないだろう」 という言葉が載っている
(2)「鶏頭となるも牛後となるなかれ」
【3】「脱ナビサイト」
1.ナビサイトとは
リクナビ・マイナビのこと
2.ナビサイトの正体は「求人広告」
表では就活生のためのナビゲーションサイトを名乗っているが、裏は「企業の求人広告」
広告営業がカネを取って来て情報を載せている
「会社の知名度」と「求人予算」がモノをいう世界
3.ナビサイト以外の会社の探し方
(1)「業界地図」に載っているマイナーな企業を探す
Amazon.co.jp: 会社四季報 業界地図 2015年版 電子書籍: 東洋経済 臨時増刊編集部: Kindleストア
(2)会社四季報の「非上場企業版」を探す
Amazon.co.jp: 会社四季報 未上場会社版 2014年下期 2014年 04月号 [雑誌]: 本
(3)「中小企業同友会」の会社説明会に行ってみる
(4)「グローバルニッチトップ企業100選」をチェック
「グローバルニッチトップ企業100選」を選定しました(METI/経済産業省)
(5)ツテ・コネ
【4】おさらい
「学歴フィルター」の存在を踏まえ「身の丈就活」をすべき非エリートは、「鶏頭となるも牛後となるなかれ」を旨とすべき=「会社の知名度と求人予算がモノをいう世界」に巻き込まれてはいけない